



大綱質疑前の最後の機会と思い、大仙公園へ。営業開始の10分ほど前に気球ゲート前に着くと、当日受付の列に並ぶ人は8人ほど、予約の客は未着でした。私たちの後に並ばれた方々を含め、第1フライトの搭乗者は14人。無風状態のため運行もスムーズで、第2便以降も並んだ方の全てが搭乗できたようです。「開業以来、こんなことは初めて!」と関係者もびっくり。
私が搭乗した場所から最初に眺望できたのはミサンザイ古墳(伝・履中陵)。最高度で停止するとパイロットが円形ゴンドラの乗客に「時計回りの移動」を促します。「鍵穴」には至りませんが大山古墳(伝・仁徳陵)の形状は十分に分かりました。東方面の景色も素晴らしく、右手に御廟山古墳やニサンザイ古墳が見え、遠くには二上山や大和葛城、金剛の美しい山並みが望めます。大仙公園も古墳の森も、まさに紅葉真っ盛り。しかも師走とは思えぬ暖かい日に、4度目の挑戦でやっと搭乗が叶いました。