息子がアジアの友人たちと共に準備した作品展がバンコクで開催されるのを機に、初めてのタイ旅行をすることにしました。2年前に韓国の清州市で開かれた折、全州市にも足を延ばす
韓国旅行をして以来の海外渡航です。
大阪からバンコクへの直行便は帰路が夜行便となるため、往復昼便のあるキャセイパシフィック航空を香港で乗り継いで利用することにしました。関西空港を10:10に発ち、香港着13:35(日本時間14:35)。乗り継ぎ便は離陸時刻が45分遅れて15:00発となりましたが、タイのスワンナプーム国際空港に到着したのは16:25(日本時間18:25)で、予定より30分の遅れでした。空港には、都合6年間タイの合弁企業に赴任している私の弟と共に息子が出迎えに来てくれていました。そのまま作品展会場に戻る息子と別れて、私たちは弟の車で約30qの距離にあるバンコク中心部へ向かい、ホテル(センターポイント・ワイヤレスロード)にチェックイン。このホテルはBTS(高架鉄道)のプルーンチット駅に近く、アメリカ大使公邸の隣にあって、通りに面したベランダからは、路上の屋台、BTS駅、少し離れた高級ホテルなどが見えます。
バンコクの初印象は、とにかくここは経済発展の目覚ましい国の“首都”だということ。人と車が溢れ、新しいビルと古い建物が混在しています。私たちのホテルの前の古い店舗付き住宅棟も、立て替え工事が始まっている様子でした。
なお、センターポイントというホテルは、どちらかというと長期滞在者向きで、部屋にミニキッチンのほか大型冷蔵庫や電子レンジなどを備えています。弟にウォシュレット・トイレを条件として探してもらったところ、タイ式水洗(ホースの先に小さなシャワーノズル)の付いたここを選んでくれました。タイ語でトイレは「ホンナム」(ホン=部屋、ナム=水)というのだそうです。