韓国全羅南道・順天(スンチョン)市の徴収課長・孫鄭順(ソン・ジョンスン)さんを団長とする、同市の視察団を堺市議会の会議室に迎えました。孫さんを含め10人(女性6人・男性4人)の団員の皆さんは予想していたより若い方たちで、通訳1人を加え総勢11人です。堺市側は、市税事務所納税課の課長・参事の他、あらかじめ送付されていた調査事項について説明する職員など計7人で対応。中には韓国語を話せる職員もいて、視察終了後の懇談では通訳を務めてくれました。
また、納税課職員の説明の前には観光部長と同部職員が堺市の観光についてガイダンス。さらに、終了後には高層館21階の展望ロビーに皆さんを案内してくれました。
この視察団のお世話をさせていただくことになったのは、国立順天大学芸術学部の李進熙(イ・ジンヒ)教授の仲介によるもの。李教授は30年ほど前に京都精華大学の芸術学部マンガ学科(当時)に留学し、その頃に同大学で学んでいた私の息子と同じアパート(松井荘)で共同生活をするほど仲が良かった人です。留学を終えて帰国後もアパートで暮らした仲間たちとの交流が続いていました。孫団長のお話によると、順天大学での研修で知り合い、日本の視察先として友人の父である私が議員をしている堺市を推薦されたそうです。ちなみに、視察団は明日、神戸市を訪問するとのこと。